赤ニキビ(赤色丘疹)の原因やケアを紹介

ニキビの状態の1つに、赤色丘疹と呼ばれるものがあります。別名赤ニキビとも呼ばれるにきびの状態。
ニキビの中でも重症化した状態を指し、治りにくい状態なのが赤ニキビ。

また赤ニキビは治ってもニキビ跡となってしまう可能性もあるので、ケアや治療には注意が必要!
今回はニキビ跡を作らないためにも、「赤ニキビとは何か」
そして、「赤ニキビができたときのケアや対処法」についてご紹介します。

赤ニキビこと赤色丘疹とはどんなニキビ?

赤ニキビこと赤色丘疹とは、冒頭で説明したとおり炎症したニキビのことをいいます。

ニキビは急に炎症を引き起こすわけでは、段階は経て状態が悪化していきます。
はじめは、毛穴の中に皮脂が溜まります。これはニキビの初期状態である閉鎖面皰(白ニキビ)という状態。

赤ニキビの炎症を発生させる原因

ニキビの炎症のメカニズムについて調べてみると、ある論文にはこのように書かれていました。

細菌性リパーゼは脂質中の中性脂肪を遊離脂肪酸に加水分解する.遊離脂肪酸は毛包漏斗部の角化と炎症の励起に関与する.

引用:炎症性ざ瘡の抗菌療法抗菌剤による新規抗炎症作用を中心に一

要約すると、皮脂が貯まった毛穴にはそれを餌とするアクネ菌が増殖します。このアクネ菌が増えてくると、「細菌性リパーゼ」という物質を生み出してしまいます。
この細菌性リパーゼには皮脂の糖質に含まれる中性脂肪を分解するという働きがあります。
この中性脂肪は「グリセリン」「遊離脂肪酸」に分解されるのですが、「遊離脂肪酸」がニキビの炎症を引き起こしてしまうのだそうです。

また毛包壁(毛包を作っているところ)から好中球と呼ばれる白血球の一種が遊走される際に、活性酸素が刺激を与えると炎症がさらに悪化するのだそうです。

炎症惹起に関し,最も重要なものは好中球走化性因子で,健常な毛包壁から拡散することにより好中球が遊走される.その好中球が放出したライソゾームや活性酸素などにより毛包壁の刺激・破壊が起こり炎症はさらに拡大する

引用:炎症性ざ瘡の抗菌療法抗菌剤による新規抗炎症作用を中心に一

赤ニキビの原因まとめ

赤ニキビを生み出す2つの要因

引用:炎症性ざ瘡の抗菌療法抗菌剤による新規抗炎症作用を中心に一

編集コメ
  • アクネ菌が生み出す細菌性リパーゼが遊離脂肪酸を発生させニキビの炎症が起こる
  • 好中球が遊走する際、毛包壁を刺激や破壊するため炎症が悪化する

赤ニキビ(赤色丘疹)が出来た時のケアは?

赤ニキビ>黒ニキビ>白ニキビ

赤色丘疹はニキビが重症化した状態ということを念頭に置いておきましょう。
痛みや炎症がひどい場合や強い痛みを伴っている場合は皮膚科を受診するのが最善策。
そのまま放置するだけではなかなか完治せず、長期化することもあります。

炎症の状態にもよりますが、ステロイド剤や抗生物質、抗真菌剤などを用いることが多いようですが、これは一時的に炎症を抑えるにすぎません。
ですから、再発する可能性も大いにありえます。
赤ニキビを作らないということであれば、悪化する前に直す、前段階で直すということが大切ですね。

POINT

痛みを伴い見た目的にも気になる症状なので、ついつい触ってしまいがちですが、色素沈着などのニキビ跡になりやすいのも赤ニキビの特徴。
気になってしまっても触らないように注意しましょう。