グリチルリチン酸は古くから漢方に使われる成分!ニキビにも効果を発揮?

医薬品のニキビ薬や、ケアする化粧品にも『グリチルリチン酸配合』という文字が目につきますね。
グリチルリチン酸は飲み薬や塗り薬、目薬にも使われる成分です。では、グリチルリチン酸はどのような目的でニキビケアに使われているのでしょう。

今回は、グリチルリチン酸の働きやニキビへの効果などを詳しく解説していきます!

グリチルリチン酸とは?

グリチルリチン酸は生薬の甘草(かんぞう)に含まれる成分のこと。
昔から効果が認められている漢方薬ではとてもよく使われています。
また、甘草は医薬品以外にも甘味料などとしても使われているもので食品にも含まれており、実はとても身近なものなのです。

グリチルリチン酸の主な2つの働き

様々なものに使われているグリチルリチン酸ですが、医薬品としてはどのような効果があるのでしょうか。大きな2つの働きをご紹介します。

抗潰瘍と抗炎症作用

腫れや充血など炎症を抑える効果がある為、グリチルリチン酸は風邪薬や鼻炎薬、胃薬、目薬など幅広い医薬品に使われています。
また、胃の粘膜を保護したり、胃液の分泌を抑えたり胃酸が出すぎて起こる潰瘍を改善させる効果も持っています。

免疫機能を調節する働き

免疫とは病気や身体に対して害のあるものから守ろうとする働きです。私たちの身体に備わっている免疫機能のおかげで、風邪などの病気を治しています。
アレルギーは、刺激などに対して身体を守ろうとする免疫の働きが過剰に出てしまったものです。
グリチルリチン酸にはその免疫の働きを調節する作用があるのです。その為、アレルギーの飲み薬やかゆみ止めの塗り薬にも含まれています。

グリチルリチン酸のニキビへの効果的な使い方

ご紹介したように、グリチルリチン酸は炎症を抑える効果のありますので、赤ニキビなどの炎症を引き起こしたニキビに効果的。
しかし、グリチルリチン酸自体には炎症を抑える事はできるのものの、殺菌効果や皮脂の分泌を抑えるなどのニキビ自体を予防する効果はありません。
ですから、ニキビのタイプによってもあまり効果が期待出来ないものもあります。

白ニキビは毛穴で皮脂が詰まっているだけの状態であり炎症は起こっていませんのであまり効果を発揮しません。
同様に黒ニキビも毛穴に詰まった皮脂が酸化しているに過ぎないので効果を期待できません。

ですからグリチルリチン酸配合の化粧品や医薬品を使う場合には、ニキビの状態に合わせて使う事が大切です。