チョコレートを食べるとニキビが増える?真実はこちら

昔から「チョコレートを食べるとニキビが増る」と言われていますよね。
ですがこの説は本当に正しいのか?真相に迫ってみましょう!

チョコレートでニキビは増えるのか?

チョコレートとニキビの関係はすでにいろんなところで言われていますが、これは本当なのでしょうか?
実はチョコレートに関してはこんな研究が残っています。

チョコレートと?瘡の関係については、1969年に既に報告がある。重量やカロリーをほぼ同じにし、チョコレートの成分を含むチョコレートバーと含まないプラセボバーを無作為に割り付けて、いずれかを4週間食し、3週間の空白期間の後に他方のバーを、4週間食するクロスオーバー試験が行われている。

引用:ニキビの発症メカニズム,治療,予防

1969年の時点でこんな実験が行われていたことにも驚きですが、すでにチョコレートがニキビを引き起こすという都市伝説がこのころあった時にも驚かされます。
この実験を要約するとこんな感じです。

  1. チョコレートバーとチョコレートの成分(カカオ)の入っていないものを用意
  2. ランダムにこの2本を割り当てて4週間食べる
  3. 3週間お休みする
  4. 先ほど食べていないほうのバーを4週間食べる

そしてこの実験結果はこのようになりました。

その結果、症状の悪化、不変、改善を調べ、2群間に差がなく、チョコレートのカカオの成分は悪化因子にならないと結論づけている。

引用:ニキビの発症メカニズム,治療,予防

この実験では、チョコレート成分の入ったバー、チョコレートの入っていないバーに症状や悪化の変化に差はなく、チョコレートの成分は影響しないということがわかりました。
チョコレートのカカオがニキビを作るという因果関係はない!ということですね。

ではチョコレートのミルクはニキビの原因になる?

ミルク

ミルクとニキビ。こちらもまことしやかに言われている都市伝説の一つではないでしょうか?
チョコレートにはミルクが含まれているものもありますからね。

実はミルクに関しても同論文にこのような調査結果がありました。

25歳から42歳の看護師(116,671人)の中で高校時代の食事について回答した人(47,355人)を対象に、10代に医師から受けた重症のニキビの診断と高校時代の食事のミルク摂取量の関係を調べ、1日3回以上ミルクを飲む人には重症のニキビ患者と診断された人が多かったと結論し、ミルクに含まれるホルモンの作用の影響かもしれないと考察している

引用:ニキビの発症メカニズム,治療,予防

高校生時代にミルクを1日3回以上飲んでいた人は、ニキビができやすいと回答したのだそうですですが、この後このように続きます!

一方で、大学生を対象とした調査で、?瘡の有無でミルクの摂取量や摂取頻度に差がないことを示す報告もある。ミルクを制限して?瘡が改善したことのエビデンスはなく、またミルクの摂取を中高生で制限した場合の不足する栄養素などの不利益に関する検証がなされていないことから、安易なミルクの制限には賛同できない。

引用:ニキビの発症メカニズム,治療,予防

これを見ても、ミルクとニキビの因果関係を証明するエビデンス(根拠)は乏しいというのがわかりますよね。
どうやらミルクもあまりニキビには影響を与えないのではないかと思います。

ただしチョコレートの糖質には注意!

糖質は原因になる可能性がある

ニキビとチョコレートについては関連性がないことがわかりました。ただ、ニキビに含まれる成分のひとつに「過剰な皮脂の分泌」を促す成分が含まれています。
それは糖質です。
慶応大学病院の医療健康の情報サイトにはこのように書かれています。

脂質・高カロリー食はにきびを悪化させる、ということが言われています。これは皮脂の材料となる動物性脂肪や糖質を摂りすぎると皮脂分泌を高めてしまうためです

引用:慶応大学病院・医療健康情報サイト

チョコレートは高糖質であることは言うまでもありませんね。市販のチョコレートには100gあたり40~60gほどの糖質がふくまれています。
またチョコレートは100gあたり500カロリーと高カロリーです。

皮脂の分泌が増えると、ニキビになるリスクは高まります。またそれに伴い、アクネ菌が増加し、悪化の原因にもなります。
ですから、チョコレートを食べる際には糖質やカロリーには注意しましょう!

チョコレートを購入する際には、まず成分を見て糖質やカロリーをチェックしましょう。今はコンビニで売られているチョコレートでも脂質や糖分を大幅にカットしてあるものがたくさんあります。