アクネ菌がニキビの原因になるのはなぜ?問題は「悪玉アクネ菌」にあり

ニキビの元と言われるアクネ菌。

男性ホルモンの作用で皮脂の分泌が盛んとなる思春期以降に,毛包漏斗部の角化異常による閉塞を生じると,皮脂が毛包内に貯留して面皰を生じる。毛包内は,常在菌である通性嫌気菌の?瘡桿菌(Propionibacterium acnes)が増殖して炎症を起こした結果,紅色丘疹や膿疱などの炎症性皮疹へと移行する

引用:ニキビの発症メカニズム,治療,予防

上記にもあるように、アクネ菌(?瘡桿菌)はニキビを悪化させる原因としても挙げられることが多く、ご存じの方も多いのではないかとおもいます。
そこでこのアクネ菌とはどういうものなのかということを解説したいと思います。

アクネ菌は4つの分類される!

アクネ菌とは、人間の皮膚に住む常在菌の一種。
常在菌は、ニキビの有無に関わらず、肌に存在する菌なので、このアクネ菌を完全に消すということは不可能に近いです。
ただアクネ菌にはいくつかの種類がいて、ニキビの悪化にかかわるものはその中でも1部なんです。化粧品メーカーのメナードが以下のような研究結果を発表しています。

DNA解析の手法の一つであるRAPD法(Randam Amplified Polymorphic DNA Method)にて、アクネ菌を遺伝子レベルで分類しました。解析の結果、アクネ菌のDNAタイプはD1、D2、D3、D1/D3の4種類に分類されることわかりました。
さらに、これらのアクネ菌がつくり出すリパーゼの活性を調べたところ、D3とD1/D3が高い活性を示しました。

引用:アクネ菌を遺伝子レベルで分類し、ニキビ発生に大きく関わる種類を発見

この研究結果によると、遺伝因レベルで解析した結果、アクネ菌は4種類に分類されます。
この4種類のアクネ菌の中で、ニキビの炎症を促す「酵素リパーゼ」を発生させるものはD1、D3タイプのアクネ菌だということがわかりました。

そしてなによりやっかいなのが、このD3はアクネ菌の中でも多く存在するタイプ。

出典:アクネ菌を遺伝子レベルで分類し、ニキビ発生に大きく関わる種類を発見

ニキビ発生時の肌にはもちろん、正常な健やかな肌にも非常に多くのD3タイプが存在しているんです。

アクネ菌がニキビを悪化させるメカニズム

白ニキビはアクネ菌の大好きな場所

アクネ菌は密閉された脂質が多い場所を好みます。
まさに毛穴が詰まって閉鎖され、皮脂がたくさん詰まっている白ニキビ が最適な場所なんです。

そして「アクネ菌は4つの分類される!」の円グラフを見てもわかる通り、アクネ菌の中でも一番厄介なD3タイプが白ニキビ内で大量発生!

このD3タイプのアクネ菌は、白ニキビのなかで脂質に含まれる中性脂肪を分解するリパーゼと呼ばれる毒素を発生させます。
リパーゼはが中性脂肪を分解すると、遊離脂肪酸とよばれる物質が発生します。この遊離脂肪酸こそがニキビを炎症させ、白ニキビから赤ニキビへとなってしまうのです。
これがニキビが悪化するメカニズムです。

アクネ菌を0にするのは無理!ではケアはどうすれば?

アクネ菌は皮膚に住む常在菌。健やかな肌では皮脂を食べてくれる役割も担っています。
だからと言って、ニキビの悪化要因であるリパーゼを多く発生させるD1タイプ、D3タイプだけ0にすることは困難。もちろんアクネ菌自体を0にすることもできません。

ではニキビの予防はどうすればいいか?
これはアクネ菌ではなく皮脂の増加を抑え白ニキビの発生を抑えることがとても大切です。
前述したとおり、アクネ菌を0にすることは難しいのでアクネ菌の大量発生を防ぐために皮脂の分泌をおさえるのことを心がけましょう。

皮脂の大量発生の要因は、ストレス要因や食生活の乱れ、不規則な睡眠など様々な原因があります。
ただこの辺りをいきなり改善するのは難しいところ。ですから、まずは自分の出来る範囲で改善していきましょう。

編集コメ

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